平安貴族も食べたかも?~麗しの納涼果実、西瓜(スイカ)~

スイカ

かかりつけのお医者さんに検査結果を聞きに行ったところ、相変わらず血糖値が高いといわれました。

「先生、もうお酒は全く飲んでいないんですけどね。その代わり、時々甘いものとか果物に手が伸びてしまいます。」

それで、バナナを毎日食べていることを伝えると、

「バナナよりスイカがいいでしょう。」

バナナは糖質が多く、甘味が欲しいなら糖質もカロリーも低く、水分も摂れるスイカの方がいいとアドバイスをいただきました。

帰路スイカを求めスーパーを目指して歩きながら、あれこれ西瓜について少し考えてみようと今回、テーマにしました。

平安貴族も食べた?

高山寺を代表する鳥獣戯画には、ウサギが持っている果物の中に縞皮スイカらしいものが見られ、これが本当のスイカだとすると平安時代には日本に渡来していた可能性があるとのことです。

しかしながら、明白な確証はなく、平安時代に京の帝や貴族が食したかどうかも定かではありません。江戸時代には、様々な品種が栽培されていたようです。

鳥獣戯画 縞皮らしいスイカ
出典:京都府立陶板名画の庭 鳥獣人物戯画(鳥羽僧正作)

10㎏を超えるスイカ!

いつもお米は10㎏のものを宅配で購入するのですが、ずっしりと重く、台所のある2階へ運ぶのに難儀します。

10㎏を超えるスイカ!、たまたま見つけたのですが「雪とスイカと花笠のまち」とのことで山形県尾花沢市の夏スイカを見つけました。

市のHPによると夏スイカの生産量は日本一とのこと。

写真だけでは想像がつきませんが、あの米袋と同程度の重さと考えると少し気が遠くなります。

お味はどうなのでしょう?少し値が張りますが、食べてみたいと感じています。

糖度と糖質はどう違う?

スーパーでスイカを見ると、糖度10や12など包装されている容器やラップに書かれていることが多いです。

血糖値が気になる方々(私も)、糖質とか糖度とか、「糖」とつく言葉には敏感になりますね。

以前からモヤモヤしていましたが、少し整理する必要があると感じ調べてみました。

毎日猿の如く、喜々として食べていたバナナが血糖値に関しては、あまりよくないだろうことが理解できました。

調べてみたものの、糖度と糖質の関係をスッキリお示しできているかいささか不明な点が残るのですが、スイカは糖という点からはどのような果物なのか追跡してみました。

糖度について理解できた点を列挙すると

・果汁100グラムの中に糖分が何グラム含まれているかを表す。

甘さの目安の一つである。

糖度が高いからといって必ずしも甘いわけではない。

・果実の一般的な糖度

 スイカ 9.0~13.0

 いちご 8.0~15.0

 ぶどう 17.0~22.0

 バナナ 20.0~21.0

・糖度を測る糖度計が計測できるのは、ショ糖だけで、私たちが甘味を感じることができるのはブドウ糖や果糖などたくさんある。

同じ果物での糖度の比較はできるので、糖度が高い方が甘い。

糖質については、

・穀類(ごはん、パン)やいも類、砂糖などに多く含まれる栄養素でエネルギー源となる。

・糖質を摂りすぎると血糖値が上がり、ひいては糖尿病などの生活習慣病につながる。

・端的にいうと、炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質である。

・果実の一般的な糖質(100gあたりの糖質量(g))

 スイカ  9.2

 いちご  7.1

 ぶどう 15.2

 バナナ 21.4

「バナナよりスイカがいいでしょう。」

ここまで来てかかりつけのお医者さんのいわれたことがおおよそ理解できました。

バナナは、甘味もあり糖質も多くエネルギー源になるが、摂りすぎると血糖値を上げてしまいます。それでスイカを勧められた、ということになります。

アルコールから遠ざかってから、ふと甘味が欲しくなり安くて甘いバナナを毎日食べていましたが、血糖値を上げる要因の一つでした。

ただ、糖度と糖質はどのように関わるのか、あれこれ調べたものの不明であった点と果物の種類で甘味の感じ方が異なるのかという点(例えば、バナナよりスイカの方が甘く感じるのかなど)も分からずじまいとなってしまいました。

結局は食べて確かめること

スーパーで糖度10と12のスイカがあれば、両方買ってみて食べて確かめてみるということなのだろうと思います。

要は、人間が感じる甘味はややもすると主観(先入観)が混在しているのかもしれません。

甘味が食べたいと感じたら麗しの納涼果実、西瓜を食することにしようと決めました。

   

現在、7月末の35℃越えが続く酷暑に日々ですが、冷えたスイカに心が癒されます。

と感じつつも、そのうち夏も終わってしまって季節がうつろい、それでは冬はどうしたらいい?と先ほどから頭をよぎっています。