最近手にしたおすすめ京都本3冊をご紹介します(2025.11.18)

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京都というまちにまつわるさまざまな歴史的視点からの切り口が鮮やかで、京都人の頷けるコンテンツがぎっしり詰まった書です。
「京都人は行かない金閣寺」など、ふだんの京都や京都人の気質が垣間見れて次々と興味が湧き引き込まれる書です。

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「在りし日の京都」

水野克比古さんが目にした、昔日のふだんの京都を隈なく捉えた写真が集約されています。

昭和に生まれ育った世代、特に昭和30年代、40年代の方は必見です。まちの風情や情緒、人々の様子、いずれも懐かしさを感ぜずにはいられません。

写真から漂う趣を感じながらこれまでの自らの歩みを回顧しつつ、感傷的になったり、自然と笑みが浮かんだりする魅惑的な書です。

澤田瞳子さんも水野克比古さんも京都生まれ育ちの京都人で、同志社大学ご出身という点からも書に対する親しみを覚えるのかもしれません。