自然で憩える都市公園、水族館や鉄道博物館も~梅小路公園~
※記事は、2018年2月26日に訪問した際のコンテンツです。
抜けるような青空が広がる中、散歩の足が軽やかに向かうのは、毎年楽しみにしているイベントの一つ、「梅まつりin梅小路公園」です。
以前、隣にある京都鉄道博物館に訪れましたが、その際公園に立ち寄らなかったのは、このまつりへ参加しようと考えていたからでもあります。
きらめく梅、梅小路公園
京都下京区にあります「梅小路公園」は、京都駅の西に位置しており、緑地やプレイパーク、レストランなどの施設も充実している広大な芝生が公園です。
さらには京都水族館や京都鉄道博物館と隣接しているため、散歩客だけでなくファミリーやカップル、年配者まで幅広い世代に人気がある都市公園となっています。
一年を通して、楽しみが溢れている空間といっても良いでしょう。
さて、梅まつりですが、公園の大宮南入口側にある梅林で行われています。
(広告)下京区120周年を記念して、2000年に植樹されたとのことで、おおよそ14品種140本の梅を堪能することのできる、京都有数の梅の名所となっています。
散歩道を進んでいくと、青空に映える濃厚な桃色が、目に飛び込んできました。
紅梅は、ずいぶんと開花が進んでいます。花の美しさもさることながら、辺り一面に漂う心地よい香りに、まるで別世界に迷い込んだような気分です。
また梅小路公園は桜の名所でもあり、毎年お花見の時期には大勢の方が訪れます。
それに劣らない魅力を持つのが、この梅林です。白、桃色、そして紅色の競演を楽しめるのは、梅ならではといっても過言ではありません。
様々な品種があるため、満開のタイミングにズレがあるところも梅小路公園の魅力です。
数日後には違う表情を楽しめるわけですから、つい何度も訪れたくなります。
梅まつりin梅小路公園では、梅の剪定講座も開催されていました。
ご自宅で育てていらっしゃる方には、ぶらり散歩へ立ち寄りたい嬉しいイベントです。ご興味のある方は、日時を確認してから訪れてみてはいかがでしょうか。
梅まつり開催中の梅林は紅白の幕に囲まれて、誰でも無料で気軽に散歩を楽しむことができます。
「他の目的で訪れたけれど、あまりの美しさに立ち寄った」という京都観光の方も、きっとたくさんいらっしゃるでしょう。
本日のまちなか散歩では、快晴の空の下、愛らしい梅と出逢うことが出来ました。
(広告)京都に訪れたばかりの春を、体中で感じることのできる穏やかな一日です。
近い日、再び梅の姿に出会うことを心に誓いながら、まちなか散歩の歩を止めることにします。
梅小路公園
〒600-8835京都市下京区観喜寺町56-3
参考URL
http://www.kyoto-ga.jp/umekouji/introduction/
京まちなか散歩道 花を求めて(梅小路公園)より引用、再編集