密を避けて楽しむ。紅葉が美しい京都の穴場スポット5選
秋本番の京都。
この時期は紅葉が美しくなればなるほど、それを求める観光客の数も増えていきます。
そんなときに行き先として選びたいのが穴場スポット。
今回の記事では、密を避けて巡れる京都の紅葉の穴場を5つお届けします。
紅葉狩りのお供として、ぜひチェックしてみてください。
(広告)ひとあし先に紅葉を愛でられる穴場「神蔵寺」
「神蔵寺(じんぞうじ)」は亀岡に鎮座する、1200年以上もの歴史を誇るお寺。
近年よく見られる「混雑しない場所で紅葉を楽しみたい」という需要の高まりとともに、知名度が上昇した穴場です。
こちらで注目すべきは紅葉の見ごろの時期。
亀岡エリアは京都の中でも特に紅葉の色づきが早いため、神蔵寺も11月前半には見ごろを迎えていることが多いようです。
ひとあし先に紅葉を愛でたい方には、まさにうってつけの場所と言えるでしょう。
日本庭園を彩る紅葉「しょうざんリゾート京都」
京都の洛北に位置するリゾート施設「しょうざんリゾート京都」。
普段は結婚式の会場や料亭の利用がメインとなっていますが、季節の花が見られる日本庭園を目当てに足を運ぶ方も少なくないのだそうです。
落ち着いた雰囲気の庭園は紅葉の散策にもぴったり。
お食事どころも多数ありますので、ランチを兼ねて行ってみるのもいいかもしれません。
アート×紅葉。芸術の秋が楽しめる「アサヒビール大山崎山荘美術館」
次にご紹介する「アサヒビール大山崎山荘美術館」も、社寺以外となる紅葉の穴場スポット。
こちらの施設は名前の通り美術館なのですが、ツウの間では隠れた紅葉の名所として知られています。
庭園から見える光景は、額縁効果も相まってまるで一幅の絵画のよう。
喫茶室からの眺望も良く、中でも美術館の建物と紅葉が生み出す情景は、思わず写真に収めたくなる構図となっています。
アートとともに紅葉が味わえる珍しいスポットで、「芸術の秋」を思うぞんぶん満喫してくださいね。
空から見る紅葉の絶景「南禅寺」の「三門」
4番目の穴場スポットは、他とは違った紅葉の見方ができる場所。
京都の紅葉の名所「南禅寺」に堂々とそびえる「三門」、その「楼上(ろうじょう)」です。
南禅寺は塔頭(たっちゅう)も含め、素晴らしい紅葉が鑑賞できる場所として名を馳せる寺院。
そのため、高いところから南禅寺の全体が見渡せる三門の楼上では、「空から紅葉の名所を楽しむ」ことができます。
色づき具合も一度にわかる三門からの風景は、紅葉の季節だからこそ見ていただきたいもの。
ひと味違った紅葉をお求めなら、外せない穴場です。
目に映えるこがね色のイチョウ「西本願寺」
紅葉と聞くと「赤く染まった葉」を思い浮かべがちな私たち。
けれど「紅葉」という言葉には、赤以外の色も含まれています。
浄土真宗本願寺派の本山「西本願寺」にあるイチョウも、この時期に紅葉する植物のひとつ。
鮮やかなこがね色に染まった木はとても迫力があり、思わず見惚れてしまう荘厳さです。
また、西本願寺のイチョウは木を彩るときだけでなく、散ったあとの姿も見事のひと言。
落ち葉で作られた金色のじゅうたんも、それはそれは目に映えますよ。
名所と穴場を組み合わせて賢く紅葉狩り
名所に勝るとも劣らない美しさを見せる、穴場の紅葉の数々。
そのときどきの見ごろスポットをうまく選んで、賢く紅葉を見に行きたいですね。
神蔵寺
〒621-0033 京都府亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60
しょうざんリゾート京都
〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町47
アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
南禅寺
〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
西本願寺
〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町