2024年2月11日 / 最終更新日 : 2024年2月11日 myoshida ごはん 誰もが愛する「おむすび」から、「結ぶ」の秘密を京都的に探る 国民的に愛されつづけている食のひとつがおむすびでしょう。 ごはんさえ炊いてあれば、お腹が空いた際、これに少々の塩をなじませながら握り、おむすびを作って食べる。 あるいは、味付けのりをくるりと巻いて、俵型のおむすび=握飯( […]
2024年2月3日 / 最終更新日 : 2024年2月3日 myoshida 京風情、ふだんの京都 平安の都情緒満載の「光る君へ」で玉置玲央の藤原道兼を追いかける! 大河ドラマ「光る君へ」のキャスティングが面白い 2024年1月、NHK大河ドラマ「光る君へ」がスタートしました。紫式部を主人公に、当時の王朝貴族の権力闘争や、藤原道長との交流などを描く平安時代の歴史ロマンです。 脚本は、 […]
2023年12月13日 / 最終更新日 : 2024年1月21日 myoshida 京風情、ふだんの京都 紫式部もさらりと一筆?スマホの代わりに筆を執ってみる非日常 2024年の大河ドラマは「光る君へ」ということで、紫式部が主人公となるのですが、「源氏物語」を書き上げた創造性や創作に長けた女性と理解しています。 今回は光る君へから紫式部、源氏物語と意識が流れて、さらりと執筆されたであ […]
2023年9月16日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 myoshida 京風情、ふだんの京都 かつて京都の寒すぎる冬を乗り切った、昭和レトロな暖房器具たち どこか気候が変だと思いませんか。 もう、9月も中旬というのに真夏日が続いており涼やかな秋風情の訪れはまだ先のことで、季節の移ろいにもどかしさを感じている日々です。 (広告) 記録を塗り替える酷暑の連続 8月28日の気象庁 […]
2023年4月4日 / 最終更新日 : 2024年1月28日 myoshida 京風情、ふだんの京都 このまち、京都に必ず存在する絶対的な美~心に描く桜の春風情~ 京都に存在する絶対的な美 昨年、ソメイヨシノが咲き誇る時機を逸し、2023年の春は「春光りに京の桜を想う~秋愁いとの対照として、心に描く春風情~」をテーマに絶好のタイミングを得て今度こそ桜を逃がすまじと密かに考えていまし […]
2023年2月21日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 myoshida ごはん 京都の春を食す~漬物に凝縮された季節感はほろ苦さから~ まちは、漬物の宝庫 良質な水と寒暖極まった厳しい気候の下、京都ではさまざまな野菜が栽培され、その多くが漬物として食卓を彩ってきました。 また、和食が健康に良いということから、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている漬物に対 […]
2023年1月31日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 myoshida 京風情、ふだんの京都 裸電球の灯に心躍らせた昭和の京都、春風情~夜店を懐かしむ~ 夜店(よみせ)は、正月や縁日など神社の参道に露店が並び、こうしたお店を指します。 夜になると裸電球が灯されて日中とは異なった異空間とでもいうのでしょうか、幻想的でもあり魅惑的でもある風景が浮かび上がります。 例えば現在で […]
2022年11月30日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 myoshida ごはん 今やおせちは、お取り寄せ?~懐古するのは、おふくろの味~ おせちを懐古する 「ふり向いてばかりでは進歩がない、前を向いて進もう」といった未来志向型の思考に気を取られ続けてきました。 温故知新。変えることは不可能な過去には積み重ねてきた多くの経験や知識があって、これを訪ねることも […]
2022年11月10日 / 最終更新日 : 2024年1月28日 myoshida 京風情、ふだんの京都 「はん」と「ぼん」、ニュアンスの感じ方が少し難しい京ことば 時折、かつて西陣に住んでいた頃のことを思い出すことがあります。 今回取り上げたのは、当時のことばについて思いついた「はん」と「ぼん」なのですが、なんかまた不可解とお感じになったのではと感じています。 これはお相手を呼ぶこ […]
2022年11月1日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 myoshida 京風情、ふだんの京都 デヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」の歌詞を京都の庭から考える デヴィッド・ボウイが愛した正伝寺の庭は借景の比叡山が美しい デヴィッド・ボウイが京都を愛したことはよく知られています。 『Heroes』のジャケットを撮った写真家鋤田正義の『時間~TIME』(2021年 ワニブックス)に […]
2022年9月25日 / 最終更新日 : 2023年9月13日 myoshida 京風情、ふだんの京都 野菜で飾った御輿が見もの、北野天満宮の瑞饋祭 秋は祭が目白押し 季節の移ろい、時が過ぎていくことを感じながら次に訪れる季節に心を寄せるのですが、夏がようやく終わり秋風が少し感じられる時候とはなったものの、まだまだ残暑が居座っています。 もう9月も終わりに近づこうとし […]
2022年6月22日 / 最終更新日 : 2023年10月5日 myoshida 京風情、ふだんの京都 アフターコロナ、京都はどこへ向かう?~観光と暮らしの両立~ インフルエンザの検査・治療体制レベルの確立 2022年初夏の候。 2020年初頭より始まった新型コロナウイルスの広がりは、ワクチン接種や治療薬の登場により、現状として感染者は減少し、外国人観光客の受入れも始まりました。 […]
2022年6月3日 / 最終更新日 : 2024年1月28日 myoshida 京風情、ふだんの京都 京都まちなかで迷子?~思わず口ずさむのは京の通り名数えうた~ まちなかで思いがけずに迷子になる もうこれはまったくお恥ずかしい話なのですが、京都に50年以上も住みながら迷子?なることが時折あります。 御所をふらりと訪れて、堺町御門を出たあと、御池通の方向につらつらと進んでいる(下が […]
2022年5月20日 / 最終更新日 : 2023年10月5日 myoshida 京風情、ふだんの京都 京大、同志社、立命館~今昔よもやま話、京暮らしの心象から~ 「京都」という名著 何とは無しに書棚の奥にこっそり隠れていた書を見つけました。 林屋辰三郎著「京都」(岩波新書)という名著。 (広告) リンク 表紙は黄ばみ、赤茶けたページをまだバラバラと繰ることができるものの、字も小さ […]
2022年2月16日 / 最終更新日 : 2024年1月28日 myoshida ごはん めぐる季節を食から感じる京の食文化~行事に食する料理とは~ 京の食文化 永く都が置かれた京都は、緑豊かな山に囲まれ、鴨川など清流が流れ山紫水明の地として、まちではさまざまな文化や芸術が育まれ、現在に至っています。 「食」についても美しくうつろう季節や多彩な要素が盛り込まれ、食文化 […]