京都に住んでみたい、暮らしやすいおすすめまちなかエリア
京都まちなかエリア3選
私は、生まれも育ちも京都の上京区で、現在は中京区に暮らしています。
ちょうど、西陣の路地(ろおじ)、町家長屋に30年暮らしていましたが、四季折々のならわしや天神さん(北野天満宮)や今宮さん(今宮神社)のお祭り、お盆が過ぎた頃の地蔵盆など、まちに根付く伝統を感じながらつねひごろに暮らす京都の良さを体感してきました。
今回は、30代・40代の所帯盛り方たちにも定年を控えた50代・60代の方たちにも、京都移住におすすめのまちなかエリアを私の独自目線でご紹介したいと思います。
暮らしやすさを視点として、つぎのような点を重要視しました。
・交通の至便が良いこと
・クリニックや医院、介護施設が多いこと
・買い物に便利なこと
・まちなかでも自然を感じることができること
・大勢の観光客に煩わされることがないこと
この5つの観点から、次の3つのおすすめエリアを選びました。個別にご紹介しましょう。
・「烏丸御池」
・「北大路駅界隈」
・「二条駅界隈」
(広告)「烏丸御池」~京都のまちなか、あらゆる利便性が集まるエリア~
「烏丸御池」は、京都のまちなかでも中心地ともいえるエリアです。御池通から四条通に向かって下がって行くと、多くの企業や銀行が立ち並ぶビジネス街、繁華街です。
けれども大通りから一つ隔てて通りに入ると、静かな住まいやマンションが多くあります。
地下鉄烏丸線と東西線が交差する交通の要衝ともいえる地ですので、京都駅や四条へ出るにも非常に便利です。
近くには京都御所があり、緑の居心地よさを感じることができますし、東に少し行けば、鴨川もあります。
京都の台所と言われる錦市場、寺町商店街・新京極など、名店と呼ばれるお店にもすぐに行けるという非常に好立地のエリアです。
また、近くの御所南は烏丸御池でも人気の学区ですが、御所南小学校や御池中学など文教地区でもあり、落ち着いた街並みが広がります。
「北大路駅界隈」~静寂と自然を体感、高級感あふれる住宅街~
「北大路駅界隈」は、地下鉄烏丸線の北大路駅周辺で非常に静かで自然があふれるエリアです。北大路ビブレは、スーパーや様々なショップ、レストランやカフェがあり憩いの場となっています。
また、地下鉄だけではなく市バスのターミナルにもなっており交通の利便性は極めて高いです。
駅界隈は、整然とした街並みとなっており、瀟洒な住宅が多く静かな住環境の良さを感じます。
近くには鴨川、植物園があり、比叡山の見晴らしもよく、自然を身近に接することができます。
また、高級住宅街でもある下鴨にも近いことでまちの高級感も感じられるエリアです。
立命館小学校や大谷大学、少し南には同志社大学の赤レンガの建物が連なり、文教地区としての面もあるアカデミックなエリアでもあります。
(広告)「二条駅界隈」~最も暮らしやすさが感じられるエリア~
「二条駅界隈」は、京都市がまちの副都心と位置付けたエリアで、さまざまなまち機能が集まった非常に暮らしやすいエリアです。
地下鉄やJR、市バス、タクシーといったあらゆる交通が利用でき、四条や京都駅に出るにも便利です。京都駅途中の梅小路京都西駅にある京都水族館や京都鉄道博物館へのアクセスも容易で大人も十分に楽しめる施設となっています。
駅界隈には、小児科、内科、整形外科、皮膚科、歯科などの医院・クリニックが多くあり、お医者さんを選べるような好立地で、駅そばには急病診療所があり、安心して暮らすことができます。
また、駅界隈にはスーパーや三条会商店街があり、買い物にも最適なショッピングスポットともいえる利便性の高いエリアです。
さらに二条駅から一駅の二条城前駅では、徳川幕府の始めと終わりの城である二条城が雄壮な姿を見せ、外堀の周りは散策・ジョギングの人気スポットとなっています。
「烏丸御池」、「北大路界隈」、「二条駅界隈」と3つのおすすめエリアをご紹介しましたが、
いずれのエリアも生活環境と住環境が整ったそれぞれ特色があるエリアです。
私の独自目線ではありますが、京都移住をご検討される場合に、ぜひご参考にしていただければと思います。