商売繁盛の神・お稲荷さん~伏見稲荷大社の見どころ紹介~

伏見稲荷大社

丁寧な仕事に定評のある日本人。

そんな私たちを昔から見守ってくれていたのが、商売繁盛の神「お稲荷さん」です。

京都の伏見に鎮座する「伏見稲荷大社」は、全国各地にある稲荷神社の総本社

今回の記事では、日本だけでなく国外の観光客からも信仰を集める、伏見稲荷大社の魅力に迫ります。

海外の観光客も惹かれる鮮やかな朱色

日本における「初詣の参拝者数ランキング」で2位にランクインするなど、全国的にも知名度の高い伏見稲荷大社。

近年では後述する「千本鳥居」の美しさも影響し、海外からも人気の観光地となりました。

訪れた際に目を惹くのは、「稲荷塗(いなりぬり)」と呼ばれる朱色の数々。

鳥居が朱色の神社は他にもありますが、こちらは楼門や拝殿も見事な色彩を誇り、とても華やかな姿になっています。

見方を変えれば広告?伏見稲荷大社の名物「千本鳥居」

拝殿で参拝を済ませたあと向かうのは、少し離れた位置にある「奥社奉拝所(おくしゃほうはいしょ)」。

その途中の道となっているのが、前述の千本鳥居です。

伏見稲荷大社 千本鳥居

社殿と同じく朱色で統一された無数の鳥居が連なる光景は、幻想的かつエキゾチック

この様子に「美」を覚えるのは、日本人だけでなく海外の方も同様なのですね。

ちなみに、千本鳥居の入り口にある鳥居は、国内の有名企業の名が記されたひときわ大きなもの。

これだけ目立つ鳥居を奉納したのですから、企業にとっては「信仰心」だけで行ったことではない……とも考えられます。

きっと昔の参拝客にとっても、千本鳥居に記されたお店の名は、今でいう広告の代わりとなっていたのでしょう。

伏見稲荷大社ならではのユニークな絵馬たち

千本鳥居を進んでいくと、先ほどの拝殿とはまた違った趣きの奥社奉拝所へ辿り着きます。

社殿の周りをよく見れば、なんだかユニークな顔をした多数の狐が。

伏見稲荷大社 狐の絵馬

これらは狐を模した形の絵馬で、参拝者が思い思いの表情を描いて奉納するのだそうです。

他ではなかなか見られない珍しい発想のものですが、なんと本殿エリアには鳥居の形をした絵馬も。

伏見稲荷大社 鳥居の形をした絵馬

訪れた際はそういった細やかな部分にも注目すると、よりいっそう楽しく参拝できることでしょう。

「お稲荷さん」で食べるパフェとかき氷

境内のあちこちを巡っていると、やはり小腹が空いてきます。

そんなときは敷地内にある日本茶カフェ「稲荷茶寮」に立ち寄るのがおすすめ。

庭園を眺めながらゆっくり甘味をいただける稲荷茶寮では、「稲荷パフェ」が看板メニューとなっています。

稲荷茶寮 稲荷パフェ

こちらのパフェには朱色の鳥居を模した菓子や狐の絵が描かれた麩焼きせんべい、そして五穀豊穣のご利益を表した稲穂がトッピング

世代を問わず人気を集める、見た目も味も高クオリティの逸品です。

また、散策でほてった身体を冷やしたいときに食べたい、「稲荷かき氷」という甘味も。

稲荷茶寮 稲荷かき氷

どちらも抹茶味がベースになっていますので、甘いものでほっとひと息つきたいときはぜひ味わってみてください。

参拝者を楽しませる神社

毎日まじめに働く人々を、昔から支えてきてくれたお稲荷さん。

この神社に溢れる見どころの数々は、まるで参拝に訪れた私たちを楽しませてくれるアトラクションのようです。

頑張って働くためには、たまの息抜きがとても大切。

商売繁盛の祈願をしようと足を運んだ方々の、心の元気をチャージさせる──伏見稲荷大社には、そんな側面もあるのかもしれませんね。

   

伏見稲荷大社
〒612-0882 京都府京都市伏見区深草薮之内町68

稲荷茶寮
〒612-0882 京都府京都市伏見区深草薮之内町68

この記事を書いた人
真下 洛