大大吉・干支の縁起物…初詣で引きたい京都のおみくじ
師走を迎えた京都の街。
年が明けた2022年のことを考え始めた方も、多いのではないでしょうか。
先が見えないこのご時世、新年の指標とするため引いておきたいのがおみくじです。
当記事では干支にちなんだものや、おめでたい吉凶など、新年にぴったりなおみくじをピックアップ。
1年の最初を飾る「初」挑戦が楽しいものとなるよう、ぜひご覧になってみてください。
(広告)大吉の上を行く吉凶「大大吉」のおみくじが引ける「伏見稲荷大社」
新年に引きたいおみくじといえば、やはり大吉が挙げられるもの。
商売繁盛のご利益で有名な「伏見稲荷大社」では、さらにその上をいく吉凶「大大吉」のおみくじが授与されています。
大吉の上、とだけ聞けばどれだけ低い確率なのか身構えてしまいますが、伏見稲荷大社においては32種類中2種類、つまり1/16です。
しかもこの他に大吉のおみくじも6種類あるため、おめでたい吉凶は1/4の確率で引けるのだそう。
また、「凶後吉」といったものはありますが純粋な「凶」は存在しないため、前向きな吉凶をお求めの方にも向いています。
1年の始まりを華々しいものにすべく、伏見稲荷大社で1/16の確率に挑んでみてはいかがでしょう。
(広告)おみくじに干支の縁起物がついてくる「北野天満宮」
新年になると変わるのが干支。
お正月の前後に干支の縁起物を家に飾る、というご家庭も少なくないようですね。
そんな方には「北野天満宮」で引ける「福みくじ」がおすすめ。
こちらは干支の置き物の中におみくじが入っており、おみくじを引いたあとはそれを縁起物として飾ることができます。
そして北野天満宮の福みくじの良いところは、1年を通して引くことができ、また干支もその年の動物に限っていないところ。
そのため「初詣が遅くなったけど干支のおみくじが引きたい」「自分の生まれ年の干支が引きたい」といった場合でも対応が可能です。
さらにおみくじの文章は日本語の他、中国語や韓国語、英語でも書かれているので、海外のご友人がいる方にもうってつけ。
いろいろな要望を一度に叶えてくれる、福が満載のおみくじです。
(広告)好きなおみくじが選べる「仁和寺」
参拝ブームとともに、神社仏閣で取り扱うおみくじの種類も増えてきました。
おみくじは運が絡むものですので、「最初から引くおみくじの種類を決めるのでなく、その場のフィーリングで決めたい」といった勘を大切にする気持ちも、もちろん大事。
そういったとき初詣に選びたいのが、桜の名所として知られる「仁和寺」です。
こちらのお寺ではさまざまな種類のおみくじが並べられた「おみくじ授与所」があり、好きなものを選んで引けるようになっています。
記事に載せているのは少し古い画像であるため数も控えめですが、現在ではざっと10種類ほどのおみくじが取り扱われているよう。
ラインナップも定期的に見直されており、おみくじと一期一会の出会いが楽しめます。
スタンダードなものから少し変わったもの、仁和寺の桜にちなんだものまで、お好きなおみくじを選んで引いてみるのもなかなか面白いですよ。
おみくじでいちばん大切なもの
多種多様なおみくじが増えた現代。
けれどおみくじでもっとも大切なのは、吉凶とともに記された運勢の方向性を示す文章です。
どんなおみくじであっても、神仏からのメッセージをしっかり受け止めてくださいね。
伏見稲荷大社
〒612-0882 京都府京都市伏見区深草薮之内町68
北野天満宮
〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
仁和寺
〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33