2021京都まちなか紅葉めぐり~西陣界隈、紅葉出逢い散歩~

お気軽に訪れる方がいい!紅葉めぐり

今年の春、絢爛豪華に咲き誇る桜に逢おうと西陣桜めぐりに出かけました。

その際の想いに春の桜だけではなく、桜は桜紅葉(さくらもみじ)といわれるようにまた異なる風情を醸し出しますので、秋には紅葉に逢いに行こうと考えておりました。

新聞、テレビ、ネットの紅葉情報を見ながら、機が熟する日、つまり決行する日を探っていたのですが、お天気にもお伺いを立て春に訪れた西陣界隈の寺社を11月25日に、翌日には「四季の京都を楽しもう!プロ観光ガイドと歩く散歩道」の講座にて妙覚寺を訪れるという散歩計画を立てました。

やはり綿密に計画を立てるより、感性?ほどよいお気楽さで訪れてしまう方がいいのかもしれません。雨宝院と水火天満宮は、写真の通り、すでに秋色を過ぎて枯淡の域に達していました。

天神さんの縁日

北野天満宮 初詣・縁日
参拝者で込み合う様子(縁日、初詣)

もうひとつ、判断ミスをしていました。

愛宕さんの「火廼要慎」の古札がありましたので、久々に天神さん(北野天満宮)の納札所へ持って行き、じっくりと紅葉を観ようと考えていたのですが、天神さんの鳥居界隈がいやに賑やかことに気づき、「あっ、25日や、しまった!」となりました。

そうです、毎月25日は天神さんの縁日で参道には露店が所狭しと並び、大勢の方がお越しになるのです。

情けないことなのですが、すっかり忘れていました。思わぬ判断ミス!

大勢の人にもまれながら、古札を納め、そそくさと天神さんを後にしました。

出鼻をくじかれた感じで少し気が萎えるようでしたが、下記のルートにて西陣界隈、紅葉出逢い散歩に参りました。

立本寺→天神さん(北野天満宮)→千本釈迦堂→雨宝院→妙蓮寺→水火天満宮→妙顕寺

翌日、妙覚寺

春の桜については、こちらから。

立本寺

立本寺 紅葉

北野の鬼子母神さん」として有名な日蓮宗本山の寺院です。

七本松通に面した大きな寺院で、東に行けば千本通、西に行けば西大路通とまちなかにこぢんまりと佇んでいるといった風情があります。

春の桜は、美しさに圧倒されましたが、紅葉にはしっとりと落ち着いた知らないうちに、心の口というのでしょうか、黙してしまうという情感がありました。

(広告)

天神さん(北野天満宮)

北野天満宮 紅葉

天神さんには、史跡 御土居の紅葉があり、350本の紅葉が秋色に映える美しいもみじ苑があります。

入苑料1,000円とはなりますが、久々に訪れてじっくり歩を進めながら瞑想しようと思っておりましたが、先にもお示ししました通り、25日は縁日でそれどころではありませんでした。

次は初詣の後、梅苑を訪れようと考えています。

(広告)

千本釈迦堂(大報恩寺)

千本釈迦堂 紅葉

天神さんを後にして何気なく千本釈迦堂の前を通ると、思わず感嘆符がでるような紅葉の美しさが眼前に広がり、思わず足を止めて愛でることにしました。

12月には寒さも増し、暮れには大根焚きが行われ、大勢の参詣者で賑わいます。

けれども静謐な空間で紅葉を眺めていると、自然への畏敬の念とともについでとはいえ、訪れてよかったと感じました。

雨宝院

雨宝院 桜紅葉

西陣聖天宮」で有名な、弘法大師ゆかりの真言宗の寺院です。

とかくにここは、渋いのです。春に訪れた際に思わず感じたのですが、この空間は渋すぎるのです。

桜紅葉は、既に過ぎ去り枯淡の域に達していましたが、それがまた渋すぎる空間を際立たせているようでした。

(広告)

妙蓮寺

妙蓮寺 桜紅葉

本門法華宗大本山の寺院で、寺之内通を東へ行くとすぐ堀川通となります。

春は、枝垂桜が印象的でしたが、その装いを変えて桜紅葉が鮮明な秋色を輝かせていました。

水火天満宮

水火天満宮 桜紅葉

堀川紫明を少し下がったところ、扇町公園の隣にひっそりと佇んでいます。少し注意していなければ見落としてしまうかもしれませんが、早春の梅、春爛漫の桜は絵画的な美しさが現出されているといっても過言ではありません。

今回訪れる機を失しました。既に桜紅葉は、枯淡の装いとなっていました。

妙顕寺

妙顕寺 紅葉

日蓮宗大本山の寺院です。

大本堂は、あまりにも大きく圧倒されます。

妙顕寺 紅葉
妙顕寺 庭園の紅葉

今回秋の特別公開にて、庭園や大本堂を拝観しましたが、建物や廊下から観る紅葉はまた趣きが異なり、陽光と相まって不可思議ともいえる色彩の調和を感じることができます。

また、春に再訪し春風情を楽しみたいと考えています。

(広告)

妙覚寺

妙覚寺 紅葉

日蓮宗本山の寺院です。妙顕寺にほど近いところに位置します。

こちらは、初めての訪問となります。

妙覚寺 紅葉

西陣ということもあり近年注目の紅葉スポットとなっており、紅葉の美しさは、赤・黄・緑といった微妙な色彩美が感じられ、本堂の廊下に腰を下ろし紅葉と対峙しながらその美に触れることができます。

秋色が心に響く、そんな時空に接することができる寺院だと感じました。

妙覚寺の変?

信長は、20数回の京都滞在の内18回妙覚寺を宿としていました。本能寺には、3回とのことで3回目に明智光秀に襲われたとのことです。

ひょっとしていたら、妙覚寺の変となっていたかも。歴史を推理することも興趣深いです。

2021年の紅葉めぐりはこれにて終了

毎日のようにテレビ放映される嵐山、永観堂・・・、京都ではさまざまに紅葉を観賞できますが、今年の紅葉との出逢いはこれで終わりとし、来年新たなお気楽な計画を立てようと心積もりしています。

直感、己の感性を信じて訪れ、出逢う紅葉にも思わぬ風景があるかもしれません。

   

(広告)