京(みやこ)カレッジ、京都の伝統文化や歴史、京都学を学ぶ

床の間に飾られた春の花

京都は大学のまちでもあります。国公私立大学、短期大学を合わせますと40数校あり、大学のまちであるとともに学生のまちと言っても過言ではないでしょう。

京都で学ぶという視点からすると、こうした大学が開講している生涯学習科目や公開講座、授業の公開などもあり、知的好奇心に導かれるまま多彩な分野を学ぶことができます。

また、以前にもご紹介しましたが京都についての基礎的な知識からかなり奥深い高度な知識を検定試験という形で自らの京都に対する習熟度を試すことができる京都検定があります。

京都検定は、主に京都を学ぶ(もちろん京都で学ぶことも可能ですが)という点が特色といえるでしょう。

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京都学、京都を学ぶ・京都で学ぶ

京都で学ぶ、京都を学ぶと考えた場合、おすすめの一つとして大学コンソーシアム京都が主催・提供している「京(みやこ)カレッジ「大学のまち京都」が学びのキャンパス~」です。

大学コンソーシアム京都は、京都の大学の連合組織体で単位互換やインターンシップ、生涯学習などの教育事業、FD(ファカルティディベロップメント)、SD(スタッフデベロップメント)、高大連携といった教育開発事業、京都学生祭典や京都国際学生映画祭などの学生支援事業のようなさまざまな活動を展開し、全国における大学コンソーシアムの先進的な事例として注目されています。

北野天満宮 青もみじ

京(みやこ)カレッジなのですが、これは大学コンソーシアム京都の生涯学習事業で大学の講義を受講することができる科目と市民教養講座として受講できる科目とに分類することができます。

大学の講義を受講する場合は、科目等履修生や聴講生という制度にて受講することができます。大学によりますが、受講料や選考料が必要となります。

市民教養講座についても、受講料が必要な場合がありますので、京カレッジ生募集ガイドで確認してください。

http://www.consortium.or.jp/project/sg/details
http://www.consortium.or.jp/special/miyako2020/#target/page_no=1

烏丸上立売より南を臨む

京カレッジはシティーカレッジがリニューアルされ、2007年に開講された科目ですが、従来から京都学を提唱しさまざまな教育ニーズに応え、特に京都の人たちに大学の講義を生涯学習の機会として提供しようという主旨にて展開されてきました。

気になる科目のテーマや科目名ですが、ピックアップして一部をご紹介しましょう。

「A.京(みやこ)を学ぶ」 きもの学 京都学(くらし) 京都の風土と文化

「B.歴史を学ぶ」     古都学Ⅰ 妖怪文化論A 観光人類学

「C.文化・芸術学を学ぶ」 マンダラと梵字3A 和と美の日本文化 映画論・女性映画

「D.ことば・言語を学ぶ」 

「E.教育・人生観を学ぶ」 座禅入門 親鸞に学ぶ

その他にも多彩なテーマが並びます。

「F.生活・健康・スポーツを学ぶ」

「G.自然・環境を学ぶ」

「H.現代社会を学ぶ」

「I.国際関係を学ぶ」

「J.市民教養講座」

「K.京都力養成コース」

「L.教養力養成コース」

こうした京カレッジの科目は、開講される大学に実際に足を運んで受講しますので、大学生の中でアカデミックな雰囲気に直接触れてみるのも学ぶ意欲が高まるのではないでしょうか。

知的感性をくすぐるような大学コンソーシアム京都の京カレッジ、京都で学ぶ、京都を学ぶと意識された際には受講を検討されてみてはいかがでしょうか。

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