京都検定、もう一つの学習法~現地を訪れ、本物に触れてみる~
京都検定について、2級・3級と受験しましたが、1級の受験も視野に入れ来年のこととはなりますが、2022年受験に向けてそろそろ腰を据えて勉強し始めなければと考えておりました。
(広告)五感を使って学習せよ!
その学習法ですが、浪人時代に通っていた予備校の英語担当の講師がこんなことを提案していました。
五感を使って学習せよ!
当時の英語の講師は、英語の勉強は、五感のうち味覚や嗅覚を使うことは難しいものの、読む(視覚)・聞く(聴覚)・書く(触覚)・話す(音読した自分の声を聴く:聴覚)という学習法について、これ以上ないほどに集中することが重要でまた同時に集中力も増すと力説していました。
私もテキストの英文を黙読したあと、声に出して読んで、聞いて、日本語に訳するということを徹底し何とか合格することができたことを記憶しています。
長く年月は経っていてもこの学習法が体に染みついていたのでしょうか、京都検定を受験しようと考えた際、読む(視覚)・聞く(聴覚)・書く(触覚)・話す(音読した自分の声を聴く:聴覚)といったこの方法を自然と実践していました。
現地に訪れる、本物に触れてみる!
そんな中、もう一つプラスアルファで有効な学習法がある点に気がつきました。
現地に訪れる、本物に触れてみる!
これは、視覚も聴覚も触覚も同じタイミングで機能するので理解が早く、体得するという感じで知識が定着していきます(個人的な私感ですが)
京都には社寺が多く、京都検定ではオーソドックスな問題から間隙を突くような意外な問題まで多種多様に出題されます。
私の場合、先ほど示した、「読む・聞く・書く・話すという学習法」だけでは、少し不十分で理解が追い付かない、要は知識が固定化しないでうろ覚えとなってしまうことも多いと感じていました。
こうした点に効果が期待できる学習法として、実際に現地に訪れて自分の目で確認し、本物に触れてみるという試みがあります。
この場合、ひとりで訪れることもいいのですが、カルチャーセンターなどに開講されている講座に参加して熟練された講師(ガイド)の方の説明をよく聞くことで理解が深まることが多いと感じています。
おすすめ京都の散策講座
京都の散策講座として2つご紹介しましょう。
NHK文化センター京都教室で開講されている散策・街歩き講座より
四季の京都を楽しもう!プロ観光ガイドと歩く散歩道
講師の方は、気象予報士であるとともに京都検定1級に4年連続最高得点で合格されている京都検定マイスターです。
まいまい京都
さまざまなコースが設定されており、知的好奇心をくすぐるような人気講座が多くあります。また、講師の方も多彩な顔ぶれで楽しみながら散策できます。
知恩院の忘れ傘や建仁寺塔頭、両足院の半夏生と半化粧の意味合い、西陣の跡や上御霊神社を通じて応仁の乱がいかに接近戦であったのかなど、実際に接することで京都の歴史的な盲点となっていたことがすんなり理解できたと感じています。
(広告)京野菜を食べてみる
話は少し逸れますが、京都検定では京野菜も出題されることが多く、実際に手に取る、食べてみることもオススメします。
スーパーに行けば少し値は張りますが、買い求めることもできます。
現地を訪れる、本物に触れてみる、現物を手に取る、食してみる
浮遊していたあるいは記憶の中であいまいになっていたものが知識として脳に収まるという点からも非常に意義があり、知識がきちんと整理でき、一種の爽快さが残るということからも、意外とすんなり問題を解くことができるもう一つの学習法といえるのではないでしょうか。
もうひとつ、まちなかぶらりんのお供にコンパクトで京都にまつわる情報が満載の京都手帖も重宝します。