豆を摂る食習慣~大豆が届けてくれる健康的な食べ物~

色々な大豆加工食品

日本人の食の基本、大豆

考えてみたのです。

私たちがつねひごろ食べている、豆腐や湯葉、納豆、醤油、味噌、これらは大豆が原料で、古来、ずっと日本人が食の基本としてきた食べ物でした。

幕末や明治の古写真を見るとよくわかるのですが、男性でも女性でもでっぷり太った人というのはあまり見かけません。

おそらく、生活の基本としての食があったのだと思います。

大豆などの豆類、野菜、魚、こうした食べ物が食の中心だったのだと考えられます。

かつて「幕末下級武士の絵日記」という本を興味深く読んだのですが、この主人公はとかくよく酒を飲む大酒飲みであることがわかります。

いつもいつも、鮨や卵焼きをつまむというわけにはいきませんので、とかく酒の肴にしているのが豆腐です。豆腐があれば酒が飲める、そんな日々を過ごしていたようです。

それでです。

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高血圧・高血糖・高脂質という生活習慣を数十年に渡って作り上げてきた、私ですが、何度もお医者さんの指導やらお叱りを受けながら食習慣を変えようと努力はしてきました。

つまり、豆を食す、あの幕末下級武士のように豆腐ばっかり食べることをイメージしたのです。

ごはんも玄米に変え、油の誘惑、酒の誘惑を絶ち、私も幕末の武士になろうとしたのです。

けれども、もともと揚げもんやお酒が友でしたから、質素倹約の鎌倉武士のような生活はできません。

思い起こせば、学生の頃から大学職員時代も学食の揚げ物の中で育ったような生活でしたから、コロッケだとかとんかつだとか、チキンカツだとか見ればきっちり食べていたように思います。

気が付けば、でっぷり太ってしまったこの体を嘆いても、これまでの食習慣を考えれば己に対して文句が言えるはずがありません。

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豆を食す

さて、気持ちを取り直して、豆を食す、です。

多くの方が、つねひごろの日々においてこれではいけない、見直そう、と自分を縛り付けるようなルールを決めて取り組みます。

けれども、続けることの難しさを実感し、自己嫌悪に陥る、また別のルールを作って自分を縛り付ける、この繰り返しがあると思います。

私もこうした呪縛に悩む一人ですが、「緊張と緩和」でやってみようかと思っています。

つねひごろの食事は、豆を食す、です。緊張して毎度の食事に臨みます。

せめて週に1度ぐらいは、揚げもんに負けてもいい、緩和して食事を楽しむ。緩むのです。

これでも、おそらく嫌になると思うのですが、あきらめたその時点からまたスタートすればいいと感じています。

今、冷静に考えているのですが、お豆さんっておいしいですよね。

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