断捨離、シンプルに暮らす~ものにとらわれない生き方~

捨てる 断捨離
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捨てるという清々しさ、断捨離

ダンシャリ、初めて耳にした時は何のことか全くわからなかったのです。

言葉の響きから、これは意味が違いますが仏舎利(ぶっしゃり)とよく似た音感だったので仏教に関係するのかなと思っていました。

断捨離、です。いろいろな言葉がありますねえ。

なんでも必要以外の身の回りのものを捨てる、本当に必要なものだけでシンプルな生活を送る、ということだそうで、私は素晴らしいと思っています。

曹洞宗のお坊さんで枡野俊明さんという方がおられますが、禅の教えとシンプルな生活や人生のコツをテーマに多くの著書を出しておられます。

私もこの方の本をよく読みますが、断捨離の意味が分かった際、なんや俊明さんの言われている禅的(シンプル)生活といっしょやんと感じました。

必要な最小限のものだけで生きる(生活する)、あとはバッサリ捨てる、さすが人生の達人です。これまで捨てる、手放すことをしてこなかった私は、溜める一方でした。もちろん、いっしょにものを増やすことで生じるストレスも。

サラリーマンを辞め、生き方や働き方を変えました。これを契機に、私もものにとらわれない生き方を目指すべく断捨離を始めています。

本当にものを捨てることをしませんでした。本棚には、小学校5年生の時に初めて買った文庫本、新潮文庫の「きまぐれロボット」星新一著がいまだにあります。140円、懐かしいですが。

PC、私には仕事道具でもありますから大切なのですが、使わないもの、故障したものが転がっていて、ここから整理し始めました。

故障したノートPC2台、ハードディスクを完全に消去するソフトを使ってデータを削除し、製造元に廃棄依頼するとともに送りました。

やる気満々で買ったMacBook Pro、使わないディスプレイ、使いもしない高額な電子辞書、これらはすっきりと買い取っていただきました。

あと、見栄で買ったような腕時計、これともさいならしました。

無駄遣いというのでしょうか、もったいなことをしていたと痛感しています。と同時に、部屋の中が少しずつ片付いて、気持ちもさっぱりしていくように感じます。

断捨離って、すごいですね。シンプルに生きるということ、清々しさを感じています。

物持ちがいいということと物を溜めこむということは、全く違います。どうも、錯誤していました。

今気が付きつつあるのですが、これからは、心の中の断捨離も必要ではと感じ始めています。   

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