目的別に選ぶ。2022年の初詣で行きたい京都の神社仏閣5選
2021年もそろそろ終わりの時期。
年が明ければ2022年、寅年となります。
新年を迎えたお正月に行いたいことといえば、やはり神社仏閣での初詣でしょう。
今回の記事では2022年に参拝したい社寺を、ご利益などの目的ごとに厳選してお届け。
それぞれの願い事に合わせた初詣のご参考になさってください。
(広告)寅年の初詣にぴったりな「鞍馬寺」
まずご紹介するのは、洛北に鎮座する寺院「鞍馬寺」。
こちらでは2022年の干支「寅」にちなんだ参拝が行えます。
なぜなら鞍馬寺の本堂前には、どっしりと構えた狛犬ならぬ「狛虎」の像が。
この虎は鞍馬寺に祀られている「毘沙門天」の使いとされており、寅年には彼らを拝むため多数の初詣客が訪れるのだそうです。
毘沙門天は金運や福徳、勝利を司る神。
寅年の年男・年女の方、また財福招来のご利益をお求めの方は鞍馬寺を参拝してみてはいかがでしょうか。
(広告)万能のご利益・縁結びを願うなら「下鴨神社」の「相生社」
お次は「縁結び」がご利益のひとつである「下鴨神社」。
中でも境内社である「相生社(あいおいのやしろ)」は、縁結びに特化しているため若い女性に大人気です。
相生社の正式な参拝方法は少し複雑。
まず絵馬に願い事を記し、紅白の紐を結びます。
そのあと絵馬をかける前に男性は時計回り、女性は反時計回りに社の前を2周。
3周目の途中で絵馬を納め、周りきったあとに社を参拝し、ご神木から伸びる綱を2度引いて縁結びを願う……といった手順です。
少し複雑ですが、現代の縁結びは恋愛だけでなく仕事や人間関係の良縁も結ぶ万能のご利益。
真剣な願いがあるのなら、きっちりとお参りしておきたいですね。
(広告)「今年は厄年」そんなときは厄除開運の「石清水八幡宮」
新年が来るのはもちろんめでたいこと。
けれど「今年は厄年」と気持ちが塞いでしまう方も、少なからずいらっしゃることでしょう。
そんなときに参拝したいのが「石清水八幡宮」。
京都に数ある「厄除けのご利益がある社寺」において、トップクラスの知名度を誇る神社です。
石清水八幡宮の厄除け祈願も前述の相生社と同じく、正式な作法があるのだそう。
といっても「厄除けのご祈祷を受けたあと、縁起物である八幡御神矢(はちまんごしんや)をいただく」だけのシンプルなものです。
歳を重ねるうえで厄年は避けられません。
少しでも平穏に過ごせるよう、厄除祈願をしておくと気持ちも楽になりますよ。
商売人たちの願い・商売繁盛を司る「京都ゑびす神社」
仕事をしている方であれば、初詣に商売繁盛を祈る方も多いはず。
「京都ゑびす神社」は、そんな商売人たちの味方となるご利益スポットです。
こちらの神社では毎年1月10日を中心に、数日間にかけて商売繁盛を祈願する「十日ゑびす大祭」が執り行われます。
縁起物をこれでもか、と飾り商売や家運の隆昌を願う「吉兆笹」は、参拝時にはぜひ手に入れたいひと品。
三ヶ日をあえて外し、この十日ゑびすを初詣とするのも、選択肢としてはありかもしれません。
(広告)コロナに負けない世界を目指して……疫病除けは「八坂神社」の「疫神社」へ
未だ世間を騒がす新型コロナウイルス。
この病気を避けて健康に過ごしたいとお思いの方には、八坂神社にある「疫神社」の初詣をおすすめします。
こちらのご利益はずばり「疫病退散」。
京都の祭としてもっとも有名な「祇園祭」でも、疫病除けを願い最終日にこの神社で神事が行われるのですから、そのご利益は折り紙つきです。
ご自身の健康祈願だけでなく、世のコロナ禍が早く収まるよう祈りたい場合にも、疫神社をお参りすると良いでしょう。
新たな1年を神仏に誓う
初詣はその1年をどう過ごしたいか、神仏と自身に誓うイベントでもあります。
どんな願い事であっても、きっと大丈夫。
神も仏もあなたの気持ちに、真剣に向き合ってくださるはずですよ。
鞍馬寺
〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1074
相生社(下鴨神社)
〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
石清水八幡宮
〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30
京都ゑびす神社
〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125
疫神社(八坂神社)
〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625