むしやしない~小腹が空いた時、絶好の京都スイーツ~

京都旅行 抹茶と団子で一息ついているところ

むしやしないにいただく京都スイーツ

京ことばに「虫養い(むしやしない)」という言葉があります。

いまはこの言葉を使う人がずいぶん少なくなりました。

これは食間に食べる軽食のことを指しており、3時のおやつや夜食がちょうどいい意味合いになりそうです。

そんなときに食べたくなるものといえばスイーツ

しっかり食べるほどではないけれど、満足感は欲しいし、量も多すぎず、少なすぎず・・・・と案外選ぶのが難しいと思ったことはないでしょうか。

京都と言えば和菓子と思われることも多いのですが、実は洋菓子が美味しい店だってたくさんあるのです。そして、和菓子と洋菓子の良さを合わせた新感覚のお菓子が増えてきたことも特徴といえるかもしれません。

京都祇園あのんのあんぽーね

そんな新感覚の和洋菓子のひとつに、近年お土産としても人気が出てきた「あんぽーね」があります。

これは、付属の最中に自分自身であんことマスカルポーネクリームを乗せ、はさんで食べる新感覚の和洋菓子です。

祇園 花見小路

こちらを販売している、京都祇園あのんが開店した頃に興味を惹かれて買ったことをよく覚えています。

最初は正直に言うと「あんことマスカルポーネって合うのかな??」と興味半分でした。

でも、実際に食べてみると相性がとても良く、あんこだけで食べるのとまた違った味が口の中に広がって驚いたことを覚えています。

自分であんことマスカルポーネクリームを乗せるのが楽しいだけではありません。

それぞれの分量を自分好みに調整できるところにも、「自分だけの味」を探す面白さがあります。

もし、あんやマスカルポーネクリームが残ったら、アイスクリームやトースト・パンケーキにトッピングしてもおいしく食べられるところも、お気に入りとなった理由のひとつ。

季節によって定番のあんこ以外に、桃あん・栗きなこあん・チョコレートあんが販売されるのですが、これがまたどれもおいしいのです。

つい季節ごとに買ってしまいます。

最中が美味しい老舗の和菓子屋さんは、京都市内にもたくさんあります。

しかし、和菓子だけでは近年売り上げが厳しくなってきたということで、こうした新感覚の和洋菓子を販売するところも増えてきています。
新しいお菓子を探すのもまた楽しいものです。

しっとり和菓子を食べたい気分の時もありますが、こうして最中にあんこをはさむ作業もちょっとした気分転換になってくれます。

お茶でなくても、コーヒーや紅茶、甘いお酒と合うので、気兼ねなく食べられると気に入ってしまいました。

あんこが似合うお菓子といえば、和菓子・・・という思い込みをを変えてくれたあんぽーね。

よく手土産に持って行きますが、老若男女問わず喜んで食べてくれるところも、またこの最中がますます好きになる理由かもしれません。

今日もまた、季節のチョコレートあんとマスカルポーネクリームを乗せてむしやしないのお供にしています。

もっとこの最中を知ってほしいような、知られたくないような複雑な気持ちになってしまう今日この頃です。

   

この記事を書いた人
葉月智世