雅な情景3選、龍源院の庭、正伝寺の借景、一条戻橋の河津桜

京都に生まれ育っているのですから、あちこちの神社・仏閣は訪れていると思います。このまちはちょっと行けば、お寺は総本山や大本山、神社は総本社が揃っていて、それはそれは立派な建物に出会います。

禅寺の庭、けなげに咲くさまざまな花、絵画のような風景、もちろんすべて趣深く美しいです。

先日、地下鉄に乗った際、こんなポスターがありました。京都市が掲げる「国家戦略としての京都創生」の機運を盛り上げるべく作ったポスターなのだそうです。こっかせんりゃく?

なんか大層ですね。

「日本に、京都があってよかった。」とポスターには書かれていたのですが、最初はふーんでした。が、このまちに生き続けることができる身に、ありがたさと誇りを感じるようになり、これからは微力ではあるもののちょっとは京都のまちを次世代に話すことができるようになろうと考えました。

京都検定を受験し始めたのも、こんな心情があったのだと思っています。

そこでです、私が選んだ3つの情景をご紹介したいと思います。わんさかと観光客が訪れないだろう所だとは思うのですが、どうでしょう、このまちは人が来すぎていますので確証はできませんが。

(龍源院)

臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の22ある塔頭のひとつ。

「禅寺の庭が見たい!」「枯山水の庭が見たい!」という想いが高まると、ここへ出かけることにしています。庭とじっと対峙したくなります。

アクセス

京都市北区紫野大徳寺82-1

市バス 大徳寺前下車 徒歩5分

正伝寺

臨済宗南禅寺派の禅寺です。

「禅寺の庭と比叡山が融合した、絵画的な情景が見たい!」と感じたら、比叡山を借景にしたこの空間を訪れてみるのもいいです。

市バス
神光院前下車 徒歩約15分
※最寄バス停から徒歩約15分

  • 京都駅から西賀茂車庫行 9系統
  • 三条京阪から西賀茂車庫行 37系統
  • 北大路バスターミナルから西賀茂車庫行37系統・1系統

(一条戻橋)

堀川通一条に架かる橋です。いろいろな伝説がある橋ですが、その橋ぎわに河津桜があります。

ソメイヨシノよりも早く咲き、一足早く春の訪れを知らせ、その見事に咲き誇る情景が心に響いてきます。

京都には、雅な情景は無限といってもいいほどあると思っています。その中のたった3つですが、また足を運んでみようと今、思っています。