ピリッときかす~味を際立たせる、山椒のしびれる効果~

ピリッときかすというと、話や物事にちょっとインパクトやアクセントを与えるような感じを指す場合に使います。

が、今回は食べ物の話です。

舌がピリッとして、眠気が覚めるようなあの感じ、小さい粒のくせにこれは効くなあという、あの「山椒」のことです。

私は、あまり香辛料が得意ではないのですが、山椒は香りがいいので比較的使うことが多いです。

うなぎの蒲焼に少し入れると断然味が引き締まりますね。また、思わぬところに山椒が添えられていることがあります。

てんやものでうどんや丼ぶりもんを出前で取るお店があるのですが、先日他人丼を注文したところ、どんぶりの真ん中に少し粉山椒がありました。

これが意外と味を深くするんですね、知りませんでした。

春が近づくと、「ふき」とか「わらび」とか「ぜんまい」などの山菜をスーパーで見かけますが、同じタイミングで「山椒」も目につきます。

これは、「葉山椒」ですが、たけのこを煮たものに添えられていて、これもピリッときて、なかなかの美味です。

葉山椒が終わるころ、店先には緑色の小さな実の「実山椒」が並べられ始めます。これが出ると、うちではおふくろが決まって切り昆布と山椒とふきを醤油でコテコテに炊いて佃煮を大量に作っていましたが、私はあまり好きではありませんでした。

子どものころとは口が変わる、つまり味覚が変わるのは当然のことで、30を過ぎたあたりからでしょうか、山椒の味に興味を持つようになりました。

お店は忘れてしまいましたが、そうなんです、「ちりめん山椒」を食べてから、これはうまいやんと感じるようになりました。

ごはんにちりめん山椒、絶妙な組み合わせで、ごはんをさらにおいしくする魔法といっても過言ではないほど。

単純ですので、私はちりめん山椒を求めてお店を探しました。

スーパーでは、もうひとつしっくりしたというか私がイメージしているじゃこがやや乾いていているけれども食感は柔らかい、山椒が少し多めというようなものはないのです。

どうも、ベタっとしている。ちょっと味と雰囲気がちがうなんですよね。

三条会商店街の惣菜屋にも売っているのですが、ちょっぴり値段が高いのと山椒が少ない、

文句がつきないですね。

ごはんのおともといえば、以前はつけもんぐらいしか思い浮かばなかったのですが、今はちりめん山椒が選択肢に加わりました。

   

おすすめ、「京にしなやのちりめん山椒(すだれ)」