在宅ワークでライターを目指す~仕事に楽はないは当たり前~

The power of words

ライティングを始めるならクラウドソーシングから

「仕事に楽はない」、大学職員を辞める時にさんざんわかっていたことなのです。30年もサラリーマンを続けていれば、痛いほどわかっているはずでしたが、現実はやはり厳しい。

世間は甘くないのです。当たり前やん!といわれそうです。

将来、自立したフリーランスになるという点を視野に入れて、在宅ワーカーになったのですが、大学在職中、情報系部門に長くいましたので、Web系の仕事はおそらくできるだろうと希望的観測を持っていました。

が、この希望的観測は時を待たずに崩壊しました。

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自己投資ということで、WordPressを勉強したり、HTML/CSS・PHPを勉強したり、Webデザインを勉強したり、ExcelVBAを勉強したりとさまざまに勉強しましたが、仕事にありつける実践力までには程遠いことがわかり、結局は教養レベルで止まってしまっています。

ならば、事務文書は作ってきたから文章を作成するライティングなら、身に付けることができるだろうと、Webライティングの勉強もしました。

この2年間振り返ると、「意地でもものにする」という根気が欠けていたんです。

それでも今は、ライティングは続けようとクラウドソーシングでの仕事探しを日課にしています。

ちょっとは稼げるようにもなってきました。前職がらみで大学関係の案件、京都関係や観光関係の案件を探しては応募ないし提案しています。

転職、美容、金融などなど、これらのライティング案件は豊富ですが、今の私にはライティングできません。それと、ライティングではありませんが、主婦向けのデータ入力も多いですね、30万円稼げるとか何とか、前にも申しましたが、そんなうまい話はありませんよ。

このデータ入力で1件、非常にしんどい案件を先日受けました(しんどいのは主観で、他の方からすればそうではないのかもしれませんが)心理学系の大学院160校ほどの入試日程・試験日程・学費・過去問の閲覧可否・入試担当部局の連絡先をネットで調べてデータを作成するというものでした。

大学関係なので、これはできるだろうと甘く見ていたのが間違いでした。

とにかく時間がかかるのです。締め切りまで1週間でしたが、私は毎日5時間程度作業し、

やっとこさ5日目で目途が立ちました。

なんでこんなに時間かかんにゃ?と憂鬱になりましたが、なんとか仕上げることができ、クライアントさんにも「完璧です」とお褒めの言葉をいただきました。

が、時給に直すと100円ぐらいだったと思います。段取り悪いねんと言われれば、さもありなんですが。

ライターの仕事も、難しいですね。読者の身になってわかりやすく説明する、自己流の変な言い回しやクセを出さないで客観的な表現を綴る。

これが案外とできないのです。経験がものをいう仕事と感じています。

やはり「仕事に楽はない」ですね、でも根気よく続けることを心に刻んで、一人前のライターを目指そうと思っています。

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