男子厨房に入るべし~究極の万能鍋、ウー・ウェンパン~

「男子厨房に入るべからず」、昭和40年代に生まれ育った私は、これは男の美徳と考えていました。男は外に出て働き、女は家を守り家のことをする、おやじの世代もそうだったと思います。

もうひとつ。「おさんどん」という言葉もありました。台所仕事を意味するのですが、おさんどんは女の仕事、おふくろもよく口にしていたことを思い出します。

時代は、平成から令和となり、勤めに出ていた私も、おふくろのお世話や支援をするため、在宅で仕事をするようになりました。もちろん、それまで炊事・洗濯・掃除といった家事など全くすることがありませんでしたし、それこそ「男子厨房に入るべからず」でした。

お恥ずかしいことですが、こうした世の中は男が優先するというような考え方でしたから、長く家庭を続けることはできませんでした。
「俺は、外で働いてんにゃ。家のことは、お前がして当たり前やろ」、今思えばなんと思い上がっていたのでしょうか。後悔先に立たずです。

ところで、この令和の現在です。「男子厨房に入れ」です。

在宅ワーカーになってから、あらゆる家事をこなすようになりました。それぞれの家事仕事は大変ですが、ちょっぴり楽しさも感じながら家事の腕前も少しづつ上達してきました。また、家事をこなすということ、主婦の方には脱帽です。

料理も手の込んだものは無理ですが、ごはんのおかずにはなるだろうぐらいのものは作れるようになりました。

私は、しょうゆとみりんと味の素で味付けをするのですが、この微妙な塩梅がまだよくわかりません。きちっと計量してというようなことは、もちろんしていません。目分量で鍋やフライパンの中にジャボジャボと入れる大雑把な調理法です。最近は、すき焼きのたれというものがあって、重宝しています。

よく耳にしますが、晩めしのおかずは何にしようかという悩みですが、その感覚というか気持ちがわかるようになりました。

「晩、なんか食べたいもんあるか?難しいもんはあかんで」と聞くと、

「白菜ザクザクと切って、お肉とくちゃくちゃとたいたんでええ」

と返ってきます。白菜のたいたんは、おふくろの定番でもあるようです。

最近、興味を感じている料理があります。

煮魚」と「茶碗蒸し」なのです。煮魚は、スマホを何度も見ながら作ってみましたが、水加減と落し蓋がよくわかりません。

茶碗蒸しは、今のところ不可能だと感じています。

当面の課題は、茶碗蒸しです。要は作って食べたいのですが、鍋やフライパンなどの調理器具が気になるようになりました。近くのホームセンターにいろいろと売っていますが、どうも気後れしてそのままになっています。

家事と一言でいいますが、それは奥が深くやはり一筋縄ではいかないものなのですね。

「男子厨房に入れ」で地道にがんばってみようと思っています。

     

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