お箸の持ち方~美しく正しい作法、大人でも改善できる?~
正しいお箸の持ち方
お恥ずかしながら、正しく持ててないのです。子どものころにきちんと教わったのに、正しく持ててない、いえ、持てないのです。
「お箸」の話です。50を過ぎて、いまだに正しいお箸の持ち方ができません。
今まで指摘されたことはありませんが、おそらく、会食などでそれおかしい、ちがうと感じられた方もあったと思います。私も、他人さんのお箸を見ますから。
(広告)それで、正しいお箸の持ち方なのですが、ネットでもきちんと紹介されています。
こう、ありました。
1.は親指・人差し指・中指の3本で上のお箸を持ちます。下のお箸は親指の付け根に挟み薬指の第1関節あたりで支えます。
2.上のお箸の持ち方は、正しい鉛筆の持ち方と同じです。3本で挟んだ位置(交点)を支店として、「箸先」と「箸頭」を上下に動かします。
3.下のお箸の持ち方は、下のお箸を親指の付け根に挟み、薬指の第一関節あたりにちょこんと載せます。
「2.上のお箸の持ち方は、正しい鉛筆の持ち方と同じです。」
私は、ここでつまずいていました。そうです、鉛筆の持ち方も正しくなかったのです。
つまり、鉛筆を持った場合、鉛筆を挟むようにして鉛筆の上に人差し指、鉛筆の下に中指がくるように持つのですが、
私は、鉛筆の上に人差し指、中指も鉛筆の上になっていたのです。
私の鉛筆の持ち方が間違っていることに気づいたおやじとおふくろは、あわててこれを直しました。というより、大事じゃという感じでした。確か小学校入ったとこぐらいだったと思います。
漢字の書き取りで発覚しました。
当然、お箸の持ち方も間違っていましたから、これもずいぶんといわれて直す努力はしたのです。
けれども、箸の持ち方は直りませんでした。今、現在も。
あきらめたんでしょうね、親たちは。字を書くのは、勉強が関係しているので非常に大事なこと。
昭和の時代です。勉強してええ学校入って、ええとこに就職して。
おやじやおふくろは、戦争を経験していて十分に教育が受けられなかった、上の学校にも行きたくても行けなかったという思いが強かったです。勉強や教育のことは、うるさかったですね。
箸は、まあ、そのうちという感じだったのでしょうか。
なんで、完全に直るまで見届けてくれへんかった?と思いますが。
どうでしょう?やっぱり箸遣いがきちんとしていないと、食事時など、親はなんで直してやらへんかったんやろと思いますか?
これもお恥ずかしいのですが、離れて暮らすうちの息子。たまに会って食事をするのですが、これがまた変な箸の持ち方なのです。
一緒に暮らしていた時にキチンと教えてあげられへんかったからなあ、ごめん。
私の責任、痛感しています。
(広告)