2024年3月31日 / 最終更新日 : 2024年8月1日 myoshida オススメ京都本 素顔の京都と厚化粧の京都~おひとりからのしずかな京都~ 先日、「今年こそは見逃すまじ!想いに願をかける~本満寺のしだれ桜」という記事をお示ししました。 今年は変なというより妙な気候で、2月までは暖冬、3月は寒の戻りと雨続きで桜の開花が遅れていました。 3月29日、京都ではよう […]
2024年1月7日 / 最終更新日 : 2024年9月28日 myoshida オススメ京都本 源氏物語のアニメ「源氏物語GENJI千年紀」はかなり「あしたのジョー」である 大河ドラマ「光る君へ」を機に、アニメ「源氏物語GENJI千年紀」を視聴してみた 2024年の大河ドラマは「光る君へ」。 紫式部が主人公とあって『源氏物語』に関心の集まる一年になりそうです。 そんなわけでわたくし、以前から […]
2023年12月1日 / 最終更新日 : 2024年9月28日 myoshida オススメ京都本 ときどき京都人?~ふだんの京都に接してみたい人たちへ送る書~ 今年は稀に見る酷暑の連続で、また夏の期間が長く秋は遅くに訪れました。 季節は移ろいますが、日本の四季は少しずつ変調を来しているのかもしれません。 京都も例外ではなく、そんな想いでふだんの京都、まちなか京暮らしを考えていた […]
2022年8月1日 / 最終更新日 : 2023年10月5日 myoshida オススメ京都本 2024大河ドラマ「光る君へ」へ向けて、「源氏物語」の流布に寄与した藤原道長と、書く職業婦人紫式部の日記を見てみたい 「源氏物語」を世に出した藤原道長 2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、吉高由里子演じる紫式部を主人公に平安時代の貴族社会をえがくドラマです。 藤原道長が権力の頂点を極めたこの時代、紫式部は一条天皇に入内した道長の […]
2021年11月2日 / 最終更新日 : 2024年9月28日 myoshida オススメ京都本 住んでみなはれ!~京都移住を感じている人たちへの必読書~ ふだんの京都を疑似体験できる、この1冊 さまざまな出会いは、実にひょんなところにあります。 ある日、パソコンの画面をぼんやり見ているとメールの新着通知がありました。見るでもなくクリックすると、アマゾンからの書籍案内でした […]
2021年5月18日 / 最終更新日 : 2023年9月17日 myoshida オススメ京都本 コロナの時代、西鶴を読もう~経済小説の原点『日本永代蔵』 親が貯め、息子が身代潰す教訓談 ―――人の家にありたきは梅桜松楓、それよりは金銀米銭ぞかし。庭山にまさりて庭蔵の眺め、四季折々の買ひ置き、是ぞ喜見城の楽しみと思ひ極めて、今の都に住みながら四条の橋を東へ渡らず、大宮通りよ […]
2021年4月19日 / 最終更新日 : 2023年9月17日 myoshida オススメ京都本 昭和の知性と感性は今なお健在~「日本の歴史」全12巻~ 「日本の歴史」全12巻 ある日のことです。 自室の本棚をぼんやり見ていたのですが、20数年前に引っ越した時からずっと同じ位置を占めている12冊の書籍があったことに今さらながら気づきました。 もう60年も前に父が買った本な […]
2021年2月14日 / 最終更新日 : 2023年9月18日 myoshida オススメ京都本 井上先生、洛中の京都至上主義者とは、ちょっとキツおすな 「京都まみれ」を読んでみて タイトルの「キツおすな」は京都弁なのですが、「きついですね」という意味になります。 たまたま見知った書籍なのですが、京都ぎらいの著者である井上章一先生の「京都まみれ」をご紹介します。 内容とし […]
2020年5月13日 / 最終更新日 : 2023年9月19日 myoshida オススメ京都本 紙の本、電子書籍を使い分け~それでも紙のぬくもりがいい~ ページをめくる感覚がやはり心地いい、紙の本 いわゆる電子書籍が世の中に出始めた頃、これはすぐに廃れるで!と思っていました。 ところが、紙媒体としての書籍の販売数が年々減少しているとか。世の趨勢を感じてしまいます。 大学職 […]
2020年5月7日 / 最終更新日 : 2023年9月19日 myoshida オススメ京都本 幕末・明治の京都、まちの様子や暮らし~古写真を見ながら~ 進化的社会に生きる私たちなのですが、この恐ろしい速度で変遷していく中でも新しいものばかりでなく、古いものに関心が行きます。 先日たまたまですが、YouTubeで1940年代・1960年代の東京の街や庶民の暮らしの動画を見 […]
2020年3月3日 / 最終更新日 : 2023年9月20日 myoshida オススメ京都本 名著「こころ」~先生と「それから」の長井代助との共通点~ 三角関係がテーマ、こころとそれからの底流にあるものは? 先日、離れて暮らす息子(もうすぐ高3)と電話で話していた時のことです。 新型コロナウイルスの関係で、休校になっている現在、おそらく1カ月は主に家で過ごさなければなら […]
2020年1月18日 / 最終更新日 : 2023年9月20日 myoshida オススメ京都本 京都ぎらい~さもありなん、読んで納得。井上先生の名著~ 洛中・洛外の線引き もう数年前でしょうか、井上章一さんの「京都ぎらい」という本が話題になりました。この本を知った時、「ええ?なんで井上先生が??」と思いましたが、興味津々でページをめくったことを覚えています。 「ええか君 […]